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満足度の高い家を建るために重要な要素

日々を快適に過ごすために、家にこだわることは大切です。毎日の長い時間を過ごす自宅は、いつでもリラックスでき、かつストレスフリーに生活できるよう設計することが望ましいです。一般的に、お金をかけることによって良いものを得やすくなります。住宅においても例外ではありません。自分にとって、そして家族にとって最善の家を得たいと考える場合は、住宅の建築価格よりも設計を重視するべきと言えます。

住宅の満足度に大きく関わる3つの要素

住宅は、間取り、設備、建具の3つの要素が住まいの満足度に大きく影響すると言われています。この3つの要素に予算をかけることで、より魅力的な住宅を追求できるともいえるでしょう。設計時には特に注目しましょう。価格はさておき、まずは自分や家族にあった間取りや設備、建具について、最適な設計を考えてみることをおすすめします。

1.間取り

家の間取りは、敷地の広さにあわせて工夫されることから価格が変わる要素にならないと考えられがちです。しかし、広さだけではなく、部屋数や収納数を増やすほどコストが上がります。基本的にはシンプルな構造の住宅ほど費用が安く、複雑な構造の住宅ほど費用が高くなる仕組みです。機能性を高める工夫を取り入れることでも価格は上がります。お金をかければ、家族全員分の個室を設け、かつ収納を増やすことが可能です。さらに、動線を最大限に意識した間取りも実現できます。

2.設備

住宅設備に関しては、お金をかけるほどに性能が良く新しいものを多く取り入れられます。例えば、同じ浴室換気乾燥機でも、最低限の機能のみ搭載されているものを使うのか、多くの便利な機能が搭載されているものを使うのかによって費用に差が出ます。より生活の快適性を求めるのであれば、幅広い機能を備えたものがおすすめされます。特に、家族全員が使用するキッチンやバスルーム、リビングに最新の設備を導入するかどうかは、暮らしの快適さに大きく関わります。使わない機能を備えた設備を導入する必要はないものの、日々の暮らしを考えてあったら便利な設備や機能については調べておきましょう。

3.建具

建具とは、ドアや窓、サッシをはじめとした部屋と部屋の間に取り付ける仕切りを指します。内装のデザイン性にも関わる部分であるため、気になる方はとことんこだわりたいと考える部分です。建具には、既製品ではなくオーダーメイド品を使えることがあります。当然ながら費用は高くなりますが、デザインやカラーなど、住宅の雰囲気にあわせた建具を用意することで、より室内のデザイン性を高められ、オシャレな部屋が完成します。

家を建てる時の価格相場は?

一般的に、住宅の建築にかける費用は1,000~4,000万円と言われています。幅があるのは、どれだけ家に対してお金をかけるか、人によって異なるためです。「とりあえず家を持ちたい」と考えれば費用を抑えた1,000万円の家を建てます。一方、快適性や暮らしやすさを追求したいと考えれば高い費用を支払ってでも4,000万円の家を建てます。4,000万円も費やすと、多くの希望を取り入れられます。家庭により家に費やせる費用に差はあるものの、予算は多めにとっておくことをおすすめします。

前述した間取り、設備、建具の他にも価格に関係する要素は様々です。例えば、4,000万円の家は、庭を作った場合にエクステリアにこだわったり、内装に使う壁紙や床材にこだわったりすることもできます。土地代にお金をかけて広大な土地を所有し、広い家を建てることも可能です。同じ広さの土地でも、立地が良い土地のほうが高額です。立地をとるか、住宅のデザインや性能をとるか、予算が少ないと悩んでしまうケースがほとんどですが、予算に余裕があれば、アクセスの良い駅に近い土地を購入し、かつデザインや性能に関してもより良いものを追求することができます。予算が大きいほど自由に、希望に近い家を建てやすくなり、暮らしの満足度アップにも繋がるでしょう。

ハウスメーカー選びも重要

どのような設計の住宅を建てられるかはハウスメーカーによっても左右されます。基本的にハウスメーカーによって、得意とする設計や工法、使う素材など、様々な部分に違いがあるためです。依頼できる住宅の平均的な価格帯にも違いがあり、デザインや性能にも関わってきます。家を建てる時はハウスメーカーについての情報を集めることも大切です。

IT社会と呼ばれる昨今、ほとんどの企業はインターネットを介して情報を発信しています。ハウスメーカーもホームページを持っていることがほとんどです。ホームページには、各ハウスメーカーの家づくりの特長や、建築した住宅の実例が掲載されています。高級邸宅を建てているこちらのハウスメーカーのように、より詳しい資料を発送してもらえるケースもあります。高額な費用をかけて建てる家だからこそ、建築が終わった後に後悔しないよう、慎重にハウスメーカーを選ぶ必要があります。気になっているハウスメーカーのホームページは一度目を通しておくことをおすすめします。施工を希望する場合も、まずは見積もりをとって、希望と費用が釣り合っているかについても確かめましょう。