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住宅の外壁塗装を行う理由

新築してから数年すると、外壁の汚れが気になるようになります。水垢や埃、外壁の素材によっては、ひび割れなども発生します。水垢や埃は、拭いたりすることで除去できますが、そもそも簡単に手が届かない場所ですから、汚れがついてからの年数によってはシミとなってしまいます。ひび割れの場合はそこから雨水が入ることによって、建物の壁の内部の腐食がおこります。寒冷地では凍害といって、冬期間の凍結によって、外壁材そのものが傷んでしまったり、内部の壁にカビが発生する例もあります。

そうならないために、外壁塗装が必要になります。最初に述べた例が、外壁塗装を行う理由となります。もちろん、本来の外壁の色を全く別の色に変えてしまうことによる、家全体のイメージチェンジの場合もありますが、行う理由の一番は、家全体の保守が目的となります。

外壁塗装の手順は、汚れ、シミ、埃の除去、損傷個所の補修ごの塗装となります。新築時と同じ色の塗料を使用しても、完成後は新築時をほうふつさせるほど建物のイメージは刷新されます。一度塗ると20年以上大丈夫な塗料なども各メーカーから発売されていますが、汚れはどしても付きますので、定期的に建物そのもののメンテナンスと考えて外壁塗装を行うことが、家を長持ちさせる秘訣です。

外壁塗装のイメージが沸かないひとは東京タワーを思い出してみてください。一番の特徴ともいえる赤い塗装ですが、あれは未だに職人が5年に一度、塗りなおしています。あれだけ過酷な環境で5年もつ塗料の進化もすごいものですね。